こんにちは。「クロジカ請求管理」コンサルティングチームの花田です。
近年、「サブスク」という言葉を耳にすることが多くなってきていますが、製造業にもサブスクリプションが多く導入されるようになってきています。
現代は情報が膨大になり顧客のニーズも多様化しているため、精良な製品を作って売るだけでは顧客を繋ぎ止められないという背景があります。
サブスクリプションモデルの導入は、顧客を繋ぎ止めるだけに留まるビジネスではありません。情報化社会を利用したメリットと、サブスクリプションビジネスにとって重要な請求管理のポイントについてご説明します。
製造業のサービス化のメリット
従来通りのモノを販売するビジネスよりも、モノ(製品)からコト(サービス)へ転換することにより、顧客のニーズに合わせてサービスを提供することができます。サービス化によって顧客データや利用データが集積され、それにより顧客のニーズがわかり、製品に付加価値をつけてサービスを提供することができます。
また、フィードバックを得ることで製品改善も期待できます。顧客の声と時代の変化に常に対応し、顧客満足度の高い製品・サービスを提供することで、製品の差別化をはかることができるでしょう。
保守契約(サブスクリプション)で継続的に請求管理するポイント
これまでサービス化のメリットをお話してきましたが、サブスクリプションの請求管理は非常に複雑です。
請求書を発行する頻度が高いことや、その都度未収金や契約内容のチェックを徹底しなければなりません。その対応に多くの人手と労力が必要になってきます。
また、たくさんの人の手が加わることで、ミスが起きやすいというリスクもあります。
そこで、システムを使用して保守契約を一括し、継続的に請求管理するポイントをご説明します。
見積書・請求書郵送を自動化
システムを使用することにより、ボタン一つで毎月発生する見積書や請求書の作成だけではなく、郵送・メール配信を行うことができます。そのため、人手不足の解消と管理者の負担も軽減されます。事業が拡大していけば、それに伴い管理業務も増えていきますが、その量に左右されないような体制を整えることで、請求管理の負担が軽減されていくことでしょう。
人的ミスが減る
月次契約の他にも、単発で発生する初期費用や、年単位で契約しているサービスがある場合にも対応しており、計上月のズレや重複が確認しやすくなっています。
また、クラウドで一元管理しているので編集した履歴が残り、ミスが起こってしまったとしても、履歴を確認して修正や復元することが可能です。
請求金額を自動計算
1人の顧客に対してサービスの種類が複数ある場合の売上計上や、年契約の場合の按分処理も自動で計算でできるので、サブスクリプションビジネス特有の複雑な計算と間違いを防ぐことができます。
システムを使用した自動計算が行われることによって、これまで時間がかかっていた締め処理が短時間で済むようになります。
経理処理の簡略化
請求管理業務だけではなく、会計処理にも適用しています。
前受金や未収金の管理も行っており、各残高も月単位で顧客ごとに確認することができます。また、システムによってはこれらを会計ソフトとも連動できるため、請求管理画面と会計ソフト上で行き来しながら行ってきた入力作業が削減されます。
まとめ
サブスクリプションビジネスは、これまでのモノを販売してきたこととは大きく変わり、モノ+付加価値をつけていくことで、製造業を大きく成長させていくビジネスだということがわかりました。しかし、これを成功させるためには請求管理がとても大切だということもわかりました。
請求業務は顧客満足度に大きく影響があるため、慎重に行わなければなりません。しかし、請求から入金までにたくさんの工程があり、それに比例して人員と労力が必要になります。
顧客満足度を向上しながらミスなく確実に請求業務を行うために、システムを利用したスムーズな管理を取り入れていきたいですね。
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