ナショナルクライアントのインフラに関するご相談内容の傾向とは?

こんにちは。「クロジカサーバー管理」コンサルティングチームの三谷です。

家電業界、金融業界、公共機関のWebサイト制作に関する傾向について、ナショナルクライアント様のご支援をされているWebディレクターの方へ傾向を伺ってみました。

制作会社について

Web、グラフィック、映像、アプリ、ゲームなどの企画提案からデザイン制作、コンテンツ開発など、販促・広告プロモーションを中心に、ワンストップでソリューション提供をされています。

事業内容

  • 販売促進支援
  • ブランディング支援
  • 広報・CSR支援
  • リクルート支援

どのようなWebサイトの支援が多いでしょうか?

コーポレートサイト制作が多く予算が300万円〜数千万円規模を支援しています。企業様からのご相談事項は、Webサイトにおけるセキュリティを懸念されていることが多く、改ざん検知、バックアップ、ウイルスなど対策を含めてご相談いただきます。

WordPressは保守が難しいと感じていまして、Movable Typeの提案が多くなっています。ただし、WordPressご相談や選択の実際には一定数対応を行なっていて、その場合の経緯は、はじめからWordPressを想定しているケースが大半です。WordPressでなければいけない理由がなければ、他のCMSをすり合わせていく、提案を行います。

どのようなサーバーの利用が多いでしょうか?

コーポレートサイトの制作を行う時は、クラウドの限定はあまりないのが現状ですが、AWSなど提案が必要な際は、外部のパートナー企業へアウトソースしています。直接お客様へ支援を行う際は、構成の提案や保守内容の説明などを含めて、アウトソースを活用して用意することもありますが、広告代理店経由で提案を行う際は、お客様ご自身で用意されるケースと、代理店のサービスを利用する2択になります。

いずれの場合も、WAFや改ざん検知のセキュリティに関して盛り込んだ要望をいただきますが、その他の拡張性など要件を受けることは少ないです。ナショナルクライアント様で、家電業界、金融業界、公共機関からのご相談の際は、上記のような利用が多い傾向だと思います。

さいごに

ナショナルクライアントの企業様からご相談いただく内容には、しっかりと稼働するWebサイトのセキュリティ環境をクリアにすることが求められていました。Movable TypeのCMSを選択されてご提案をすることが多くなってきているようですが、お客様の運用面や目的などから、WordPressを選択することもあり、保守の視点から外部のパートナー企業へのアウトソースという座組みも選択肢に含めてご支援をされています。

Webサイトの公開・運用環境として、クラウドのニーズは高まることが予想されてます。稼働するWebサイトの目的や役割、性質などを踏まえた最適な環境のご提案に本稿が参考になれば幸いです。

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