Webサイトのセキュリティ対策を怠ることで起きてしまう損害とは?

こんにちは。「クロジカサーバー管理」 マーケティングの畝です。

近年、情報システムへのセキュリティリスクについては注目が高まっており、各社情報システム担当者や外部システム開発会社などがその対策を講じています。

一方でホームページのセキュリティ対策については、担当がWeb担当者や広報だったり、インフラの知見が少ない方が担当となっているケースも多いため、手が回っていないという会社も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、Webサイトのセキュリティ対策を怠ることで起きてしまう損害についてご紹介していきます。

Web担当者や広報が意識すべきホームページのセキュリティリスク

ホームページにはどのようなセキュリティリスクが潜んでいるのでしょうか?
ここからは、Web担当者や広報が意識しておくべきセキュリティリスクを詳しく解説していきます。

個人情報等の情報漏洩

サイト上で顧客等の個人情報が漏れてしまうと、「情報漏洩による信頼関係の損失」「法的問題の発生」「詐欺や偽装サイトによる損害」などにつながり、結果として損害賠償のような直接的な被害を被る可能性があります。

サービス停止による機会損失

セキュリティリスクは、個人情報が漏れるだけでなくサービス停止による機会損失にもつながります。PCで顧客や商品などの情報を管理するシステムは、サーバーによって管理されていることが多いです。そういった企業のサーバーを標的に大量の情報を送るといったサーバー攻撃があります。

サーバーに情報を大量に送りつけられることでWebサイトにアクセスできなくなり、機会損失の原因になります。そのようなサイバー攻撃から企業のシステムを守るためには、ファイアウォールを設置し、Webサイトのデータを解析できるシステムを導入することが大切です。

信用失墜による損害

企業の情報漏洩が起こると、信用失墜による被害が大きな問題となります。もし、情報漏洩が発生すると、自社の商品の売上が減少したりイメージダウンにつながり、企業にとって大きな損害になってしまいます。

また、従業員の情報漏洩の原因調査に時間がかかるので業務に大きな影響がかかってしまいます。企業の個人情報を漏洩しないために、ファイル管理や最新のソフトを導入するなどを見直すことが大切です。

原因調査・復旧にかかるコスト

企業がサイバー攻撃を受けると、顧客情報の流出や不正アクセスがどこから侵入したのかなどの原因調査や復旧のためのコストがかかってしまいます。

このように業務に影響がでるだけでなく、原因調査にもコストがかかってしまうのでしっかりとセキュリティ対策を行うのがポイントです。

Webサイトでサイバー攻撃が起こる主な原因

サイバー攻撃は、企業や個人のWebサイトを狙って情報を改ざんしたり会員サイトに不正アクセスすることで企業に損害を与えます。サイバー攻撃には数多くの種類が存在しており、その中で有名なのが不正アクセス標的型攻撃です。

ここからは、Webサイトでサイバー攻撃が起こる主な原因について説明していきます。

不正アクセス

不正アクセスとは、企業のWebサイト内の顧客情報にアクセス権を持たないものがシステムに侵入し、情報を改ざんしたり盗取するという攻撃です。他人のIDやパスワードを盗むことによって、顧客システムにログインし不正アクセスを行います。

不正アクセスが発覚すると自社のシステムが停止するだけでなく、個人情報の漏洩により企業のイメージにも影響を受けてしまいます。

不正アクセスに遭わないためには、パスワードの管理を徹底したりセキュリティソフトをしっかり更新しましょう。

標的型攻撃

標的型攻撃は、企業の機密情報を盗む目的でメールを送信するサイバー攻撃です。標的型攻撃は、企業のネットワークやパソコンを標的としてメールを送り、従業員がメールの添付ファイルやURLをクリックすることでウイルスを感染させる手口です。

標的型攻撃には、過去にGoogleや日本年金機構などの大手企業が氏名や生年月日、住所などを流出するといった被害に遭った事例があります。標的型攻撃を受けないためには、不審なメールが届いたら開かないことや従業員のセキュリティ意識を高めることが大切です。

基本的なセキュリティ対策の他、監視・バックアップ・復旧の体制が必要

従業員やWeb担当者を含め社内でセキュリティ対策をするのは、業務量が多くなるため大変になります。そのためには、基本的なセキュリティ対策を身に付ける他、監視・バックアップ・復旧体制を整えることが必要です。

サーバーへの不正アクセスを未然に防ぐには、ファイアウォールやIDSなどでリアルタイムでログを監視するシステムを導入すると外部からの攻撃を防ぐ効果があります。

セキュリティ対策を社内で行うのは大変

企業では、サーバーの保守・運用、プログラムの修正など業務の幅が広く従業員の負担が大きくなってしまうのが課題となっています。セキュリティ対策をしていくためには、「守るべき情報は何か」を明確にすることから始めるのが大切です。

企業は、顧客情報や社内に保管されたファイルなど多くのデータを取り扱っているため、セキュリティ対策をする上で必要な情報を把握することで社員に周知しやすくなります。

サーバー管理のアウトソーシングを活用するのがオススメ

サーバー管理は、顧客情報やWebサイトの運営などの管理をするのに大切な業務となっています。企業でサーバー管理を任せたいと考えている方はサーバー管理のアウトソーシングを活用するのがおすすめです。

サーバー管理をアウトソーシングすると、専門のエンジニアにサーバーのセキュリティ対策を対応してもらうことができるのでトラブルが起こっても素早く対応してもらえることが大きなポイントです。

すべてお任せできるクロジカサーバー管理

「クロジカサーバー管理では、オンプレミスやレンタルサーバーの環境からクラウドへの乗り替えをはじめ、脆弱性への対応やバックアップ、障害時の一次復旧など月々の運用保守をすべてお任せいただけます。

ホームページの規模感や用途に合わせて、セキュアで安定したクラウド環境をご提供しますので、お気軽にお問い合わせください。」

まとめ

今回は、Webサイトのセキュリティ対策を怠ることで起きてしまう損害について説明してまいりました。サイバー攻撃は、不正アクセスやDos攻撃など種類が幅広く、対策を怠ってしまうと企業にサイバー攻撃を受けると企業のイメージダウンにつながり、大きな損害を産んでしまいます。社内でセキュリティリスクが起きないようにサイバー攻撃について対策をしていくことが大切です。情報漏洩による社会的な失墜を避けるためには、日々の情報リテラシーを高めることが大切です。

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