Web制作会社必見!クライアントのWebサイトでMSPサービスを利用する際の流れ

こんにちは。「クロジカサーバー管理」マーケティングの金山です。

サーバー管理のアウトソーシングサービスであるMSPサービスについて、日ごろWeb制作会社様から「クライアントのサーバー管理にMSPサービスを利用したいと考えているが、自社およびクライアントでどのような準備が必要で、どのような流れでサービスを受けられるのか全貌が分かりづらい」というお話をよく伺います。

そこで本日は、Web制作会社様がクライアント様のサイトでMSPサービスを利用(紹介)する際の、具体的な流れについて解説したいと思います。

MSPサービス選びにお役立ていただけますと幸いです。

MSPサービスとは?

そもそもMSPとは[マネージドサービスプロバイダ]の略で、主にクラウドサーバーの、運用・保守・監視を行う事業者のこと。そのMSPが提供しているサーバー管理のアウトソーシングサービスがMSPサービスです。

サーバーの運用管理や保守、障害時の対応などをすべて自社のオンプレミス環境で行おうとすると、多くのコストや人的リソースが発生し、大きな負担となってしまいます。

そのため近年では、一連のサーバー管理業務をこうしたMSP事業者へアウトソーシングする考え方が一般的となってきました。

1. 新規問い合わせ・資料請求

「クライアントからクラウド指定の要望があった」
「コンペでクラウドの指定が入った」
「クライアントがセキュリティを気にされている」
「個人情報を扱うサイトのためデータの取り扱いを慎重にしたい」
「大量のアクセスが見込まれる」

など、様々な理由からサーバーのアウトソーシングを検討されるかと思います。

具体的な案件が無くても「今後のクラウドニーズに備えてアウトソーシング会社を押さえておきたい」といったライトなご要望を歓迎する事業者もあります。

まずは数社ピックアップし、問合せや資料請求をして比較してみましょう。
そのうえで、相性の良さそうな2〜3社に絞り込んで打ち合わせを依頼するのがオススメです。

2. 初回打ち合わせ

問い合わせ後の初回打ち合わせでは、その時点で分かっているクライアント様情報のヒアリングが中心となります。初回は、Web制作会社様とMSP事業者との2社で実施されるのが一般的です。

主なヒアリング項目(一例)

・プロジェクト背景や課題、サイトの概要など
・クラウド利用希望の理由
・新規サイト構築 or 既存サイト移行
・利用予定のCMS
・月間PV数
・個人情報の保管の有無
・ドメイン、DNS、SSL証明書の管理について
・その他セキュリティ要件

3. 見積り提示

事業者によって異なりますが、だいたい初回打ち合わせから平均1週間ほどで見積り提示となります。

<移行案件の場合>
既存サーバーからの移行案件の場合は、既存サーバー環境の調査が必要になります。
そのため、既存サーバー調査前の時点では見積りは出せない or 概算見積りとなります。
サーバー調査には、エンジニアのアサイン調整なども必要になり、1週間〜場合によっては1ヶ月程度かかることもあるようです。
この既存サーバー環境調査を経て、本見積りが提出されます。
また、このサーバー調査を有料としている事業者もありますので、選定の際にはご注意ください。

4. 見積り内容の確認

お見積りは大きく、
・イニシャルコスト:初期構築・移行費用
・ランニングコスト:運用保守費用
の2つに分かれます。

中でもイニシャルコストの部分については、一般的に30〜50万と高額になり、かつ普段意識されない項目が並びますので、Web制作会社様としても対応に困る部分かと思います。

MSP事業者の中には、細かなクライアント様からの質問事項にも直接応じてもらえるところがありますので、サーバー知識に自信がない方はそうしたサービスを選ぶと安心できますね。

5. 申し込み

クライアント様とMSP事業者が直接契約するタイプ、Web制作会社様とMSP事業者が契約するタイプの2パターンあります。

最近では契約のやり取りをCloudSignなどの電子契約で効率的にできる事業者も増えてきています。

6. サーバー構築

サーバー台数や規模によって大きく変わってきますが、発注後1週間〜1ヶ月ほどでサーバー構築が完了します。

構築が完了すると、MSP事業者よりサーバーのアカウント情報やアクセス方法が記載された資料が送られてきますので、Web制作会社様、クライアント様ともに動作確認を行います。

7. リリース

クライアント様まで動作確認が完了したら、正式リリース作業の日程やフローの決定となります。

以降は公開するサイトのスケジュールに合わせる流れとなりますが、サーバー移行の場合はダウンタイムが発生することも考慮し、顧客への事前アナウンスなど、クライアント社内での営業・広報などとの連携も必要になってきます。

Web制作会社がサイト制作に集中できるように

Web制作会社様のメイン領域はサイト制作です。そして、クライアントの担当者様も時間を割きたいのはそのサイトのクオリティ改善やリリース後の運用です。

それが、バックエンドであるサーバーに不具合が生じたりサイバー攻撃を受けてしまったりなどして、その対応に追われてしまうのは避けたいところです。

Web制作会社様もクライアント様も本業であるサイト制作に集中できるように、サーバー管理は専門事業者へアウトソーシングされることをオススメいたします。

サーバー管理のアウトソーシングはクロジカへ

いかがでしたでしょうか? MSP事業者によってサービス提供までの流れや対応範囲は異なりますが、「クロジカサーバー管理」はWeb制作会社様にとってもご利用いただきやすいサービス内容となっております。

<クロジカサーバー管理>
・クライアント様を交えた3社打ち合わせが可能
・以降のクライアント様とのフロント業務はすべてお任せ
・最短1営業日で見積りご提示
・サーバー調査費用無料
・イニシャルコスト(サーバー構築・移行費用)無料
・最短1週間でサーバー構築
・運用保守後もクライアント様との窓口を担当

Web制作会社様にとっても、クライアント様にとっても、サーバー管理業務はほぼ “丸投げ” の形でお任せいただけますので、各々サイト制作業務へ集中することができます。

数多くのクラウドサーバーの構築をしてきた知見を活かして、他社様の事例も踏まえながらお客様にあったプランをご提案いたします。

サーバー管理のアウトソーシングをご検討の際は、ぜひご相談ください。

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