
こんにちは。「クロジカスケジュール管理」コンサルティングチームの林です。
近年では、デジタル化に取り組む企業が増えています。しかし、住まいや施設をつくる建設業界では、あまりデジタル化が進んでいないのが現状です。デジタル化が遅れている建設会社の多くは、アナログ方式での情報共有に課題を感じているのではないでしょうか。
建設業界で情報共有のデジタル化を実現するためには、基本的な知識を身に付けることが大切です。
そこで本記事では、建設業界の情報共有をデジタル化するメリットや実現方法をご紹介します。情報共有に課題を感じている建設業界の方は、ぜひお読みください。
目次
建設業界の情報共有をデジタル化する3つのメリット
建設業界の情報共有には多くの課題があり、デジタル化はそれらの解決策となります。
まずは、建設業界の情報共有をデジタル化する3つのメリットについて、順番に解説します。
各担当者の連携がスムーズになる
建設業界には施工だけでなく、設計や工事監理といった様々な業務があり、それらを多くの担当者で分担するのが一般的です。しかし、各担当者間の情報共有がアナログ方式ではやり取りに時間がかかり、本来の業務に使える時間が奪われます。 その点、情報共有をデジタル化すればパソコンで必要な情報が得られるため、各担当者の連携がスムーズになります。
たとえば、工事監理担当者が状況確認のために、何度も現場に出向く必要はなくなるでしょう。待ち時間や余計な手間が減ることで、業務効率化につながります。
状況変化に素早く対応できる
建設業界の仕事には状況変化が付き物で、スケジュール通りに工程が進まないことも珍しくありません。特に現場の施工担当者は、シビアな工期に追われて業務にあたることも多いでしょう。必要な建材の確保が遅れる、などの状況変化があれば業務へのインパクトも大きくなります。 こうした状況変化が生じた場合には、迅速に関係者へ情報共有することが大切です。
しかし、アナログ方式では情報共有に時間がかかり、関係者の対応も遅れてしまいます。その点情報共有をデジタル化すれば、突然の状況変化をリアルタイムに周知でき、関係者が素早く対応できるのです。
人材育成を効率化できる
日本で社会問題となっている労働人口の減少は、建設業界にも大きな課題を与えています。建設業界の就業者は減少傾向にあり、若い人材の育成が急務となっているのです。しかし、タイトなスケジュールの中で人材育成の時間を確保するのは、簡単ではありません。 ベテラン社員が対面で指導するにも、多くの時間がかかります。
こうした問題を解消して人材育成を効率化する上でも、情報共有のデジタル化が重要です。デジタル化すれば、ノウハウを電子データとして蓄積でき、パソコンやスマートフォンで簡単に共有できます。
建設業界のデジタル化におすすめのITツール3選
建設業界のデジタル化に欠かせないのが、オンラインで情報共有が行えるITツールです。しかし、ITツールには多くの種類があり、選び間違えると期待ほどの効果が得られないことも。そこで、ここでは建設業界のデジタル化におすすめのITツールを3つご紹介します。
ITツールについて詳しくは、次の記事を参考にしてください。
ITツールとは?社内導入の際のポイントなど、分かりやすく紹介
スケジュール管理ツール
「スケジュール管理ツール」は、その名の通りスケジュールの管理・共有が行えるITツールです。カレンダー形式で社員ごとの色分けやカテゴリー表示もあり、自分や他社員の予定がひと目で分かります。専用のインターフェースにより、スケジュール確認・更新の時間短縮にもつながります。
また、多くのスケジュール管理ツールは、パソコンだけでなくスマートフォンでも利用可能です。そのため、現場で急な状況変化があった場合でも、関係者へ迅速に情報共有できます。建設業界でも欠かせないスケジュールの共有を効率化することで、担当者間の連携がスムーズになるでしょう。
ビジネスチャット
「ビジネスチャット」は、チャット形式で離れた社員とやり取りできるITツールです。メッセージ本文を入力して送信ボタンを押すだけで、任意の相手にメッセージを送信できます。メールのような手間がかかりませんし、文字として残らない電話よりも確実です。
多くのビジネスチャットはスマートフォンでも利用できるため、現場とオフィスの情報共有もリアルタイムに行えます。
プロジェクト管理ツール
「プロジェクト管理ツール」は、プロジェクトの作業進捗を管理・共有できるITツールです。ガントチャート形式で遅れている作業工程がひと目でわかり、工事監理担当者の状況把握やフォローが容易となります。また、多くのプロジェクト管理ツールには工数管理機能もあり、業務改善にも取り組みやすくなるでしょう。
ITツールを導入して、建設業界の情報共有をデジタル化しましょう!
今回は建設業界の情報共有をデジタル化するメリットや、実現方法としておすすめのITツールをご紹介しました。 建設業界の情報共有をデジタル化することには、スムーズな連携や人材育成の効率化など、様々なメリットがあります。
しかし建設業界では、それほどデジタル化が進んでいないのが現状です。建設業界のデジタル化を実現するためには、ITツールの活用が鍵となります。 とはいえ、複数のITツールを導入するのは大変ですし、コストもかかります。コストを抑えてITツールを導入するなら、「グループウェア」がおすすめです。
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